【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第52章 ビデオテープの内容…。📼
月もまた、自分の部屋で、リュークと一緒に、そのキラの放映を観ていた。
キラ【では、私に協力しないという代償に、日本警察長官とL。どちらの命を差し出すか。
四日間、じっくり考えてください。Lの場合は、私が偽者だと判断すれば、世界の警察の幹部が死ぬ。と言う事を、お忘れなく。】
その放映を観ていた月が、笑いながらリュークに言う。
月『やはり神は、僕の味方をしている…。まあ、神と言っても、今回は死神の方だけどね。』
そう笑顔で話す月を見たリュークも、笑いながら月に答える。
リューク『ククッ、みたいだな。』
そう笑いながら言ったリュークに、更に月が話す。
月『人間界に、もう一匹の死神が舞い降りた…。そして、その死神のデスノートは、キラに賛同する人間の手元にある。そう考えて、まず間違いないだろう。』
月は、そう話しながら、嗤(わら)っていた。そして、考える。
月「この偽キラ。そして、これが偽キラだとわかっているのは、もちろん本物のキラである、僕だけだろう…。問題は、こいつが、敵なのか、味方なのかだ…。
もし仮に、どちらであったとしても…。問題は、僕がこいつを、うまく利用できるかどうかだ…。テレビ局に駆けつけた、警官二人までもが死んだ。
その事から考えると、おそらくこいつは、死神の目を持っている。つまり…。殺傷能力は、はるかに僕より勝るキラ…。
うまく使えば、こいつは僕がキラではないと証明しながら、Lを始末してくれる。いや、今の状況なら。放っておいても、四日後。Lは葬(ほうむ)られる可能性は高い…。しかし…。」
月は、そこまで考えた後。顎に手を当て、鋭い目付きをした後、改めて言う。
月『ビデオを送りつけたり。警察幹部を生贄(いけにえ)にしようとしたり…。こんな卑怯なやり方で、キラの品位を落としたのは、許せる事ではない…。あまり長く、野放しにはして置けない…。
そしてL…。あいつも、この状況では、今まで以上に必死になるだろう…。偽キラが、ヘマをして捕まり。デスノートの存在を知られてもまずい…。今僕が理想とするのは…。』