【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第52章 ビデオテープの内容…。📼
そして翌日。休んでいた捜査員達が、Lの居る部屋に集まった。そんな中、総一郎が真っ先にLに聞く。
夜神『ど…どうだ竜崎…。』
そう聞いてきた総一郎に、Lが答える。
竜崎『面白いビデオでした。警察がキラの協力にイエスと答えたら、③のビデオの放映を指示してあり。ノーなら、④のビデオの放映です。③のビデオには、協力の細かい条件。
簡単に言うと、犯罪者をより多く報道する事。特に軽犯罪であっても、人を傷付けた者。弱い者への虐待は、できる限り取り上げろ、という事です。
そして、裁くかどうか決めるのはキラ。それと警察が協力する事の証として、警察幹部とLがテレビに出演し「キラに協力する。」と発表しろと言っています。』
そのLの説明を聞いた捜査員達が、一瞬驚いた表情をした後、沈黙した。
捜査員『…………。』
そんな捜査員達に、更にLが説明する。
竜崎『幹部と共に私の顔を晒(さら)させ、警察に妙な動きが出たら、そこから殺していくという訳です。キラはたぶん、警察が協力するはずがない。
その事を承知の上で、今回の行動を取っています。それに、昨日警察が取った行動の様になるのは、誰だってわかる。』
そう説明したLの後に。もう一度、総一郎がLに聞く。
夜神『イエスと答えた場合の内容はわかった。……それで、「ノー」と答えた場合の、④のビデオの内容は……。』
そう聞いてきた総一郎の問いに、改めてLが、④のビデオの内容を、総一郎に話す。
竜崎『言い方が違うだけで、ほとんど同じ内容です。まあ、口で言うより、観た方が早いですね。』
その時。Lと捜査員達が話してる部屋に、Kaoriとナオミが、トレイを持ちながら入って来て、その場に居た全員に、声をかけた。
香織『皆さん、おはようございます。コーヒーを入れてきたので、よかったらどうぞ。』
間木『それと、軽く食べられそうな、サンドイッチも作ったので、よかったら、こちらも食べてください。』
そう声をかけてきたKaoriとナオミに、捜査員達が答える。
夜神『ああ、すまない。ありがとう。』
松田『わーっ!美味しそうですね!』
相沢『ああ、ありがとう。』