【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第44章 さくらTV前 🖥️
ナオミは、電話が鳴った後、すぐにディスプレイを確認する。そして、確認したディスプレイには、非通知と表示されていた。
それを見たナオミは、躊躇(ためら)う事なく、すぐに電話に出る。本来(ほんらい)であれば、もう少し考えてから出るが。
今のナオミに、非通知でかけてくる相手は、L以外あり得ないからだ。だから、ナオミは、躊躇(ためら)う事なく、電話に出る。そして、それと同時に聞いた。
ナオミ『L。何かあったんですか?』
そう聞いてきたナオミに、Lが答える。
L『そろそろ、こちらに着く頃だろうと思い、電話しましたが。ナオミさん、今どの辺(あたり)にますか?』
普段のLなら、基本目的地に着くまでは、連絡をしてくる事はあまりない。そんなLが、目的地に着く前に連絡をしてきたという事は…。
何かあったに、違いない…。そう確信したナオミは、すぐに、Lに答える。
ナオミ『今は、ホテルの近くにある、喫茶店に居ます。なので、もし今すぐ、本部としているホテルに行くのであれば、すぐに、そちらに着く事は、可能です。
L、何かあったんですか? もし何かあったのであれば、今すぐに、そちらに向かいますが。』
そう答えたナオミに、Lが言う。
L『ありがとうございます。そうして頂けるのは、有難(ありがた)いのですが。ナオミさん、急で申し訳ないのですが、こちらに来る前に。
急いで向かってほしい場所が、1つ出来ました。すみませんが、今から、急いでそちらに向かってください。』
そう話したLに、ナオミが聞く。
ナオミ『そちらの本部ではなく。ですか?』
L『はい。』
そう答えたLに、ナオミが言う。
ナオミ『わかりました。で、L。私は、どこへ向かえばいいんですか?』
そう聞いたナオミに、Lが答える。
L『ありがとうございます。ナオミさんに、今すぐ向かってほしいのは、夜神さんが入院している病院です。』
そう説明したLに、ナオミが確認する。
ナオミ『夜神さんが、入院した病院、ですか?』
そう聞いてきたナオミに、Lが簡潔に理由を、説明する。