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【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!

第4章 条件


そう言った後。更に、捜査員達がそれぞれ話し始める。

捜査員達『我々だけじゃない。世間だってもうLを不信視(ふしんし)し、否定している者も多い。当然です!Lのせいで「FBI捜査官12人が死んだ」そう思われても仕方のない状況だ。』

と言う意見も出ている。その言葉を聞いたLは悔しそうに震える手で、自分の足を握っていた。

そして、そんなLに大丈夫だよ。わたしが居るよ。というように、Lを抱き締めるKaoriが居る。LはそんなKaoriに、小さい声で、ありがとうございます。と呟(つぶや)いた。

その時、しばらく黙って捜査員達の話しを聞いていた夜神が、捜査員達が言葉を切った頃を見計らって、話し出す。

夜神『確かに、犯罪心理学者の中にも(L=キラ)つまり、Lが二重人格だという説を立ている者も何人かいる。

FBIを動かしたのはL。そして日本に入ったFBI捜査官は全員死んだ。そして、Lなら、その捜査官達を知っているはず…。』

その話しを聞いていた捜査員達が、さらに言葉を続ける。

捜査員達『そして、それだけじゃない。今まで起きた全ての事が、Lの自作自演だったと考えると、辻褄(つじつま)が合う。

それに、姿を見せない事と、どんな事件も解決してきたという能力が、かえってその説に説得力を持たせている。』

そう話した。その話しを聞いていた夜神がLに言う。

夜神『L…もし私達と力を合わせ、キラを捕まえる気持ちがあるなら、あなたもこの本部に来てくれないか?』

とLに話した。そして、次に捜査員達がその言葉に補足(ほそく)する。

捜査員達『そうだ、ここで顔を見せて、我々と行動を共にすると言うのなら信用するし、協力する。』

と続けた。そして、それを今まで黙って聞いていたLが、静かに話し出す。

L『私は先ほど「あなた方こそを信用する」と言いました。ワタリ…。』

ワタリ『はい。』

そして、Lはパソコンに文字を打ち込む。そうすると、今までの、LのLOGOから、画面が切り替わり、パソコンに文字が打ち込まれた。捜査員達は黙って、その画面を見ている。
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