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愛・ラブ・ハイキュー‼︎

第1章 田中龍之介


ナイッサー‼︎

ナイスキー‼︎

足動かせー‼︎

みんなの声、ボールの音、靴底が擦れる音が絶え間なく聞こえる。

練習中のところ入りにくい…。

でも武田先生にこれ提出しないといけないし。

どうしよう…

「おい、そこ通りてぇんだけど」

後ろからの声にびっくりして振り向くと、そこには大好きな田中先輩がいた

「お?なんだ佐倉じゃねえか」

「田中先輩‼︎」

「何やってんだ?こんなとこで」

「えっと、武田先生に渡したいものがあって来たんですが入りにくくて…」

「入っていいんだぞ、ほら、入れ入れ。すんません、遅くなりましたー」

「あの…田中先輩はもしかしてバレー部なんですか?」

「そうだけど」

「てっきり野球部かと思ってました」

「あぁー、坊主だからな」

「田中ー、また居残りかぁ?勉強もちゃんとしろー」

「面目ないっす」

申し訳なさそうにしてる田中先輩可愛い…

「あ、武ちゃーん。武ちゃんにお客さん」

「こんな所まですみません」

「佐倉さん、どうしました?」

「今日が提出期限のものを出すの忘れてました、すみません」

「わざわざありがとう。あ、せっかくだからもしこの後予定がなかったら練習見ていきませんか?」

「いいんですか?」

「もちろんです、ぜひ見てってください」

「はいっ」

思いがけず田中先輩の部活をしている姿を見られる事になった。

それにしても田中先輩がバレー部だったとは。









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