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名もない物語

第9章 【溢れ返ってきたヨッパライ】



数分後。

「上司の酒がのめんのかーーッッ!?日本では飲みニケーションも仕事の一環ぞ!!」

「…もう勘弁して下さい……」

「まだだーーッまだ飲めーッ」


「ヒトっていうのはどんな娯楽も義務になると苦になる……だったら、嫌になるまで飲ませ続ける地獄にすればいい」

「酒は飲んでも飲まれるな……」

そんな桃太郎の呟きは――

亡者たちの叫び声にかき消され、叫喚地獄の空に吸い込まれていった。
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