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名もない物語

第3章 【白澤】



「イダダダ……昨日こんな穴なかったのに…何コレ怖ッ…」

「私自らが不眠で6時間かけて掘りました。堕ちたことを誇りに思え」

スッ、と白澤に影がかかる。

気付けばが顔を覗き込んでいた。

「白澤様……大丈夫?」

痛まぬようにと優しく、白澤の頬を撫でる。

「…ちゃん……」

「……?」

「僕の手当てし…」

「自分でやれ」

「最後まで言わせろよ!!」
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