第25章 ルカ編
改良版を見せてもらう。なんか、ガラケーみたいな形だ。
「凄いな。画面に何か映ったりするの?」
「今は、丁度それを考えてたんだ。どんなパーツを組み合わせれば何か映ったりするかな?」
「ルカ分かんないの?」
「分かったら聞かないなぁ」
え、私に聞かれたって分かるはずない。
でも、なんか特殊な変なやつが部品の材料としてあったはず。
「これ…いや、これ?違うな…何だっけなぁ」
前にルカと人生を別れた時、なんとなくルカが喜びそうだと思いながらガラケーの解体ショーに行ったことがあった気がする。
その部品を一つ一つ全部覚えている。
「これかなぁ」
においを嗅いでみる。
あ、こんな感じのパーツだ。
「違うかもだけど、これかも…?」
「おぉ!そのパーツとなにを………」
………………………
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とにかく、ルカと楽しい(?)時間を過ごした。
(作者機械弱者)