第62章 最後の夜
注意⚠裏まではいかないけど、微裏が出てきます。
苦手な方は次々頁へスキップ願います!
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善逸は風呂をわかす。
風呂がわくまでのあいだ、居間で何度も口付けを交わした。
「ね、……今日もお風呂場でするの?」
「どっちでも。でも、一緒に入るんでしょ?善逸、我慢できないよね」
「出来ない!」
「あはは。即答!」
「じゃあ……お風呂でして、お布団でもする」
「ひぇぇ…明日、私帰れるかなぁ」
「じゃあ返さない!」
「義勇さんに殺されるよ」
「確かに……、抱いたのが知られちゃう。やばいな」
「ふふふ、内緒にしないとね」
手を繋いで風呂場に行き、一緒に入る。
湯船に浸かりながら先程の歌をうたう。
「残響音がいい感じだね」
「ははは、うまく聞こえるな」
善逸は光希を抱き寄せて、彼女の首元に顔を寄せた。
「……あったかいなあ」
善逸が呟く。
「光希はいつも、あったかい。あったかくて、優しくて……」
「……その上、美人」
「あはは、そうそう。光希は……、」
チャプンと水音が浴室に響く。
「俺だけの、月の女神だ」
光希の唇にそっと口付けを落とした。
「……すっごいキザ」
「へへ、格好いい?」
「まあまあ、かな」
「相変わらず判定が厳しいこって」
善逸は光希を自分の方に向け、軽く持ち上げて自分の身体の上に乗せる。
口付けを交わしながら、光希の胸をいじりだす。嬉しそうに両手で揉むと、顔を寄せた。
「おっぱいはー俺の青春ー、憧れのーおっぱいー♪るるるー♪」
「やめいっ!美声の無駄遣い!」
「あははは!俺の名曲をとくと聞け!」
ばちゃばちゃと波打つ湯船のお湯。
善逸は風呂場で光希を抱いた。
浴槽で…、洗い場で…、何度も抱いて彼女の中に精を放つ。