第61章 夜※
注意⚠年齢制限のあり表現が出てきます。
苦手な方は読み飛ばしてください!
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善逸は光希の身体に覆いかぶさって、彼女の顔にかかる髪を指で払ってじっと見つめる。
風呂場は薄暗いのではっきりとは見えないが、頬を染めているようだ。家に帰ってきてすぐはあんなに青白かったのに、と嬉しくなる。
「……光希、好きだよ」
そう言って、髪を撫でながら口付けをする。
光希は善逸の肩にそっと手を置いてその口付けに応えていく。
口付けは徐々に深くなっていき、善逸の舌が光希の口腔内へ侵入した。
「……っ、…………んっ、」
光希の口から吐息がもれた。
舌を絡めたり、上顎の裏をするりとかすめていったり、善逸の舌はそこだけ強い意思をもった生き物であるかのように動き回って光希に刺激を与えていく。
ちゅっ、くちゅっ……、と水音が浴室に響く。
善逸の肩に置かれていた光希の手は、いつの間にか善逸の首に回されており、もっともっとというかのように自分に引き寄せている。
髪をなでていた善逸の手が光希の胸へ降りていき、ゆるゆると柔らかな胸を揉み始めた。
「ん?」
善逸が首を傾げる。
「……え?」
息が上がり始めた光希が、それに対して声をあげた。
「……なんか、おっきい」
「そう?」
「前に抱いたとき、痩せてたから?」
「え、私、太った?確かに座り仕事が増えてるけど……」
「ううん。腰やお腹は、相変わらず細いよ」
そう言って腰をするっと触ると「ひゃんっ」と光希が声をあげるので、善逸が笑う。
「うん。やっぱり、おっきくなった。へへへ。俺が言うんだから間違いない」
善逸が、両手で胸を揉みながら嬉しそうに言う。
先端に口を寄せて、ちゅっと吸い、れろれろと舐めていく。
「……んんっ、…あんっ……、」
刺激による快感に、身をよじる光希。
「……光希、色っぽい。たまんねぇ」
「んっ、……、はぁ、……っ」
先端を指で摘んだり転がして、光希の反応を楽しむ善逸。