第52章 協同逢瀬作戦

注意⚠裏ではありませんが、下ネタ満載です！
苦手な方は読み飛ばしてください！


「は、初めての時って、女の子は痛いのか？」
「んー、人によるんだろうけど、光希は凄く痛がって泣いてたぞ」
「光希が泣くなんて、よっぽどだな。……おい善逸、無理やりしたんじゃないだろうなっ！」
「はぁ？無理やりじゃねえよ！ちゃんと許可とったっ、つーか、あいつから誘ってきたようなもんだ」

「………本当だな？」
「ああ。確かな。俺が無理やり抱いた事は一度もない！と思う！」
「一度もって、お前、何回抱いてるんだ！仮祝言の後そんなに経ってないはずだ！」
「馬鹿かお前、そんなんこの家借りたときから抱いてるっつの！」
「なっ……！祝言前にっ？」
「俺はそれまで散々我慢したんだ！いいだろ！蝶屋敷でも手ぇ出してないんだ！それに、冨岡さんも良いって言ったもんね！」
「おいおい…大人がなんで許可してるんだ……」

炭治郎が頭を抱える。


「例え祝言前でも、俺は絶対に光希を嫁にもらうと決めてあいつを抱いた。その気持ちはこの先も変わらねえし、誰にもやらねえ」
「そうか。……まあそれならいいけど。ん？いいのか？わからない……」

また炭治郎が頭を抱える。


「初めての時は女の子は血も出るし、男側もいろいろ大変だから頑張れよ」
「そうなのか？血…って……、うわぁ…痛そう……苦しいことはさせたくないな……」
「確かに痛がるのを見るのは辛いよ。でもさ、すっっげえ幸せな気持ちになるから。光希もそう言ってたよ」
「そうか」
「男は耐えられずに速攻逝っちまうけどな。女側はとにかく辛いだけだから、早く終わらせてやった方がいいんだよ」
「そ、そうか」

「妊娠させやすい日、教えといてやる。そこは避けろよ。カナヲちゃんはわかってると思うけど一応な」
「うん、教えてくれ！」


……あれ？なんだかんだ言いつつ、抱く気満々じゃねえか。このムッツリデコ助





二人の声は大きくて光希の部屋までほとんどが丸聞こえであった。


……あんの馬鹿

顔を赤くして布団を被るが、善逸に一任したこともあるので放置する。


……まあ、炭治郎の士気が上がればそれでいい

そう言い聞かせながら、疲れと睡眠不足で眠りに落ちていった。