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雷鳴に耳を傾けて【鬼滅の刃】我妻善逸

第50章 休日2※


「光希、今度は忘れないでよ」

乳首に刺激を与えながら善逸が言う。

「んっ…は、……んぁぁ、」
「忘れないように、刻んであげる」

「……っ!」

善逸は刺激を続けながら、左肩に噛み付くような口付けをして跡を付ける。
光希の肩にチリっとした痛みが走る。


「へへ、跡ついた」
「善逸……、はっ…ふぁっ……」

善逸は今までこういう光希に傷を付けるような行為はしなかった。彼の中にもまだ酒が残っているのだろう。


善逸が下腹部に手を伸ばす。
お湯とは違うぬめりを帯びていて、善逸の口角が上がる。


善逸は光希を抱きあげて、一度湯船から上がる。

「のぼせちゃうから」

そう言って壁際で光希を下ろし「壁に手ぇ付いてね」と指示を出す。

壁に寄りかかる光希の秘部に大きくなった猛りをあてがう。


「いい?頑張れる?」
「う…、うん」

戸惑いながらではあったが一応の了承をもらい、薄暗い浴室の中で本日二度目の情交を始める。

光希の身体を気遣い、後ろからゆっくり挿入していく善逸。

光希は壁に手と上半身を付けて、快感に耐える。


「あ、……善逸っ、…んっ、……は、」
「……くっ、…光希っ、大丈夫か?」
「……はぁ、気持ちいいよっ、……善逸」
「っぁ、奥まで入ったよ、……うっ、やべ、気持ち良すぎ……」

沢山汗をかいたことで善逸の酒が抜け、感覚がだいぶ戻りつつある。先ほどまでは受け流せていた快感が、反撃のように攻め立てる。


……これはまずい、長くは持たない


焦る善逸は、交わりを楽しむ余裕もなく、光希を絶頂に導こうと陰核に手を伸ばす。

激しく突き上げながら中指をその膨らみにあてて、撫でまわしていく。

片手は乳首を攻め、舌は首筋や背中に這わせる。


「あん、あ、……ひっ、…んんんっ!」

光希は善逸に揺さぶられながら、必死で自分の身体を支えている。

「あ、気持ちいい……やぁ…、」
「はぁ、くぅっ、光希…っ、」
「…善逸、もう、……うぁ、だ、だめ…」
「俺も、限界…っ、」

「あ、ああああっ!!」
「………、くぅっ…!」

善逸は光希の締め付けに耐えられず、引き抜いて背中に精液をかける。


光希は力なく床に座り込んだ。

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