第50章 休日2※
「や、あああ……、くぅ…っ、は……」
何度目かわからないくらいに絶頂を迎え、もうほとんど自我がなくなっている光希。
何度も潮を吹き、布団も体も愛液でどろどろである。
「はぁ、はぁ、光希……、ん…っ」
善逸は光希の体を持ち上げて、足の上に座らせて下から突き上げる。
「やぁっ、……ひぃっ……くぅ…っ!!」
すぐさまその快感に仰け反って果てる。
締め付けに耐える善逸。
「はぁ、はぁっ…ふぅ、……気持ちいいねえ、光希」
「はー…、はー…、ぜ、いつ……」
「わあ…、すんごい色っぽい顔…、っ……はぁ、お前、もう酒飲むの禁止ね…危険すぎっ……」
「さ、け…?……な、に…」
「ふふ、頭、真っ白になったね…可愛い……」
善逸は光希に口付けして、自分だけがばふっと後ろに倒れる。
「ん……?」
「へへ……、ね、光希…動いてみてよ」
「おれが……動く…の?」
「そう。出来る?」
善逸を見下ろし、倒れそうになる身体を手で支えながらぼんやりと聞く。
「え…どう、やって……」
「こうだよ」
戸惑う光希の腰を持って、前後に揺する。
「あんっ!…ひぁ、……くぅ、」
中がぐいぐいとえぐられて、光希は前屈みになってうずくまる。
「はぁ、はぁ……」
「ほら、自分でやるんだよ。動いてごらん」
善逸が手を離してしまう。
途端に身体が先程の快感を求め始める。
「んっ…、はぁ…ん、……っ、」
おずおずと腰を動かし始める光希。
脳はほとんど機能していないようだが、僅かに残っている羞恥心で頬を染めている。
「そうそう、んっ、はぁ、……上手だよ、光希。もっと大きく動いてごらん。自分が気持ちよくなるところを探して……」
「ああ、……ん、はっ、やぁ…気持ちいい……」
「いい眺めだなぁ。気持ちいいねえ。ほら、もっともっと、動けるでしょ?」
善逸は光希の髪にそっと手を伸ばして撫でる。光希はコツがわかってきたのか、本能のままに腰を動かす。