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雷鳴に耳を傾けて【鬼滅の刃】我妻善逸

第44章 補充※


善逸も光希の背中に腕を回す。

「こんなことされたら、止まらなくなるぞ」
「……お手柔らかに」


やはりこの子は、軽くちょっかいを出されていることがわかった。

……くっそ、誰だよ

ズキリと胸が痛む。


でも、光希はここへ帰ってきた。倒れそうになりながら、自分の意思で。そして、こんなにも求めてきてくれる。

そこを信じたいと善逸は思った。



善逸は光希を自分の膝の上に座らせ、口付けをする。見上げるような形になるが、光希の後頭部を手で抑え、自分の方へ押し付けながら、口付けを繰り返す。

光希の髪が、自分の肩ら辺に当たってくすぐったい。


背中に回していた手で、帯を解く。

光希がビクッと反応をする。
口付けを止めずに、そのまま帯を取り、着物の前をそっと開く。

左手は光希の背中を支えたまま、右手で胸に触れる。

塞いでいる口から「…んっ」と声が漏れる。


やわやわと下から揉んで揺らす。
くすぐったいのか、光希は身体をよじる。

善逸の指が先端をかすめると「あんっ…!」と反応する。

「可愛い、光希」

善逸は口を離すと、背中を少し丸めて、もう片方の光希の胸に唇を寄せる。

先端を唇でちゅっと咥えて吸う。
赤ちゃんみたいなその行動は、光希に大きな刺激を与える。


「……っ、きゃんっ!」

舌で乳首を転がしたり甘噛みしたり、じっくりと刺激を与え、右手でも乳首をもてあそぶ。膨らんだ乳首が、光希の胸で主張している。

「…ふっ…あ………、ひんっ、」

光希は善逸の肩に手を置いて、目を閉じて快感に耐えている。


「はぁ、光希……、目ぇ開けて。俺を見て」
「んっ、はぁ、はぁ…善逸……」

「ちゃんと、見て、俺を」
「うん、わかった……」

光希が蕩けた顔で頷くと、善逸は光希の着物を脱がせ、彼女を抱えて隣の布団に移動する。


「ね、善逸も脱いで」
「ん?いいよ」


善逸が脱ぐと、光希はまた抱きついてくる。

座ったまま抱き合う二人。肌が直接触れ合う感じが心地良い。

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