第22章 隠れ家 2 ※
善逸は腰や太ももを触りながら、激しく口付けをしてくる。
「んっ、え、善逸、終わるんじゃないの?」
「……落ち着いたらなんか、大丈夫になってきた。気がする」
「ええっ、今からまたもっかいするの?心の準備が……どうしよう」
「出来るかわかんないけど、出来そうだったら、俺は最後まで、行きたい。光希と、繋がりたいんだ。……いい?」
切ない顔でそんなことを言われてしまったら、光希は頷くしかない。
一緒に頑張ろう、と言ったのは自分だし、光希が過去を思い出して駄目になりそうになった時に、善逸は優しく待ってくれた。
「いいよ。じゃ、もっかいね。無理せず頑張ろ」
光希は善逸に笑いかけながら、もう一度覚悟をした。
光希の睡眠欲と善逸の性欲の戦いは、性欲に軍配があがった。