とある図書館の司書さんのお話!【文豪とアルケミスト/文アル】
第3章 司書の仕事、説明会!Part2!
「…どうしたんだろ…」
「あいつ、後輩に頼られて嬉しいんだろ。だから出来る限り頼ってやってな!」
「了解しました…!」
というか…いがいとちっちゃい呟きだったはずなんだけど…ま!いっか!
「じゃぁ夏帆ちゃん!こっち来て!」
と、ついて行った先は、司書室だった。そして机の上には素晴らしい量の紙が積んであった。
「で、この資料を…ぽいっとな!」
坂口さんはまたなんか新しいの増えているけどアンティーク風の小さなカゴに資料を乗せた。ちなみにカゴには入らない。
するとカゴは、光を発して上に乗ってた資料を吸い込んでいった。
「ここのカゴの上に乗せればこのコンピュータに移行してくれるようになってるから!で、さっき置いた資料は一日の研究のノルマだよ!あと新人司書用の司令も入ってるかな。注意事項は…あのね…研究資料以外は吸い込めないんだよね…これ…」
「…(´・д・`)」
「というわけで…報告書なんかは手作業でやんなくちゃいけないんだよね…だけど文豪の皆さんの誰か1人に助手は頼めるよ!ね!寛さん!」
「うちの場合はこき使われるけどな。」
「う゛…け、研究が終わったらご褒美とかあってね!洋墨とか装像石とか貰えるよ!料理の材料なんかもあるから!もう料理の材料は食堂の冷蔵庫に入ってるよ!!…これで終わりかな。」
「すみません…私の寝るところは…」
「…文豪さんたちと同じ場所だよ!ちゃんと個室ね!あと言い忘れてたけどここの館長、うちの館長だから!」
「あの…」
「ん?」
「文豪さん達が…寝るところまだ廃墟なんですが…」
「あ!?…一人で出来る?」
「見取り図さえあれば…」
「はい!これ見取り図!今日ノルマ終わってなくて…」
「…ありがとうございます。頑張ってください。」
「うん!じゃーね!」
「分からないとこがあったらこいつに言うんだぞ〜!」
「わかりました!」
と、菊池先生と坂口さんは去っていった。
「さて、頑張るか!」