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夢現

第24章 デービーバックファイト


ア「!?どこに…」

アリスは恋歌がどこに行ったのか見えなかったので辺りをきょろきょろして探している。

『今のは…』

ル「あの変なビームに当たると動きが遅くなるんだ!」

ルフィには恋歌が見える位置にいるので説明を続ける。

『当たらなければいいの?』

ル「そうだ!」

普通にルフィと会話をしているがやけに回りが静かなことに気づいた。

『?』

「な、なんと宙に浮いています!

恋歌選手、何の仕掛けもなしに宙に浮いています!」

実況が恋歌の回りを旋回しながら驚いている。

「恋歌選手は悪魔の実の能力者なのか!?」

『違いますけど…』

ウ「あいつ翼がなくても飛べんのか?」

ナ「もうわけわかんないわ…」

麦わら海賊団のみんなは驚くことに疲れてきたらしい。

いつものリアクションの大袈裟さが微塵もない。

ル「でもまだ怒ってんな…」

ニ「そうね

あんなに怖い恋歌始めて見た」

他のクルーにはわからないようだが二人にはいつもの雰囲気と違うということがわかるようだ。

ゾ「そうなのか?」

ル「母ちゃん怒らすと大変なんだからな」

サ「とても怒ってるようには見えねぇが…」

ル「エースとの大事な物を壊されかけたんだ

怒らねぇはずはねぇ…」



フ「まさか空を飛べるとはな

だが次も避けられるかな?」

『邪魔です』

攻撃してきたのがフォクシーだとわかるとフォクシーの前に一瞬で移動してフォクシーの両手を凍らせた。

フ「なんだ!?」

『黙ってご自慢の桜姫が倒されるのを見ていてください』



ウ「怒ってんな…」

「「「「納得」」」」



ア「ちょっと空が飛べるからって何よ

降りてきなさい」

アリスは挑戦的な目線を恋歌に向ける。

『強いと聞いていましたが所詮偽物は偽物だということですね』

ア「私が偽物だっていう証拠がどこにあるのよ!」

『証拠も何も私は桜姫が誰か知っていますから』

ア「は?」

『だから貴女ではありません』

ア「ふざけないで!」

アリスは刀を恋歌に向けて降り下ろした。
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