第22章 デート
フーシャ村に帰ってからの二人・・・・会話のみ
『着いたよ
ってあれ?大丈夫?』
ニ「ちょっと…速すぎです…」
『ごめんね?酔っちゃった?』
ニ「このぐらいなら…大丈夫です」
『とにかくベッドで休んで』
ニ「はい…」
『ひとつ聞いてもいい?』
ニ「なんでしょう」
『昨日サボと何かあったの?』
ニ「恋歌まで…///
何もなかったんですけど、何もなさすぎて…」
『?どういうこと?』
ニ「私あの島に来れたのサボのお陰なんです…
しつこい男たちに絡まれてるのを別の島で助けてもらってサボの能力であの島まで連れていってもらったんです」
『エースはニーナのこと知らなかったよね?』
ニ「あの島は二人のログポースが示していた島だったみたいであのストライカーという乗り物には三人は乗れないからと送ってもらいました
だからエースには会わなかったんです」
『なるほどね』
ニ「それで…その時にサボには全て話しました
背中の印も見せて…泣いてしまってもずっと抱き締めてくれて…」
『そう…』
ニ「大丈夫だって言ってくれたんです
もう怖いことは何もないと…そう言ってくれました」
『それで?サボのこと好きになったと』
ニ「…!!///」
『顔に書いてあるね
サボが好きだって』
ニ「でも昨日一緒のベッドで寝たのに何にもされなかったんです…
すぐにサボは寝てしまって…
私って魅力ないですか?」
『そんなわけないでしょ
貴女は十分綺麗よ』
ニ「でも…サボはまだ恋歌のことが好きだから…」
『うん、サボも私のことを好きだって言ってくれた
でも私が好きなのはエースなの
恋人としてはサボを幸せにすることは私にはできない』
ニ「恋歌…」
『こんなことを言える立場じゃないし偉そうなこと言うかもしれないけどニーナがサボを幸せにしてあげて?』
ニ「私が?」
『ニーナならできるわ
だってサボのことが悩むほど好きなんだから』
ニ「わかりました!
私が恋歌に代わってサボを幸せにします!!」