第21章 アラバスタ
ナ「理解したわ天候棒(クリマタクト)!!
ありがとう、ここからは私がやるわ」
『いえ、一応近くにいます』
ナ「わかったわ」
ここからナミの逆転が始まり、先ほどまでの宴会芸は何だったのかと疑うぐらい天候棒を使いこなしていた。
『さすが航海士ですね
天候のことはよくわからないからどうやってあの技できるのかわからないけど』
雷を起こしたり、蜃気楼を起こしたりしているナミを見て素直に関心する恋歌。
ナミが足を刺されたときは危うく動いてしまいそうになってしまったが、ナミの目がまだまだ諦めていなかったので、堪えた。
最後の大技でトルネードテンポで鳩が出てきたときは驚いたが、確かに大技だったようでそれ一発でミスダブルフィンガーを戦闘不能にした。
『足大丈夫ですか?』
ナ「このぐらいどうってことないわ
それよりあの鳩取ってこないと…」
ナミは立ち上がろうとしたが足を刺されていたのが堪えているのかすぐにしゃがみこんでしまう。
『私が取ってきますよ
少し休んでいてください』
ナ「申し訳ないけどお願いするわ」
ナミは申し訳なさそうに笑ったが恋歌は気にすることはないと言い、ミスダブルフィンガーが飛んでいった方に歩いていった。