第19章 麦わら海賊団へ
ビ「ナミさん!」
ナミは無理矢理体を起こしてビビに笑いかける。
ナ「あんたはアラバスタに帰らなきゃいけない
こんな病気すぐに治るわよ」
ビ「でも恋歌さんが…」
ナ「医者でもない人に言われたことは信用できないわ
大体貴女誰よ」
先ほどの会話の時は寝ていたのでルフィの姉ということを知らないのだ。
ビ「恋歌さんはルフィさんのお姉さんでナミさんの為にここへ…」
ナミはそのことに驚いた様子だった。
ナ「ルフィの姉さん!?
この人が?」
『はい、確かに私は医者ではありません
信用できないという貴女の言葉もわかります
ですが、今回私はこの船の船長であるルフィに呼ばれてきました
その船長が弟である以上嘘を言うつもりも、惑わすつもりもありません
ですからどうか信じてください
ルフィは貴女を大事に思って私を呼んだのですから』
恋歌の真剣な目にナミが一瞬揺らいだ。
ナ「でもビビはアラバスタに…」
『わかっています
そこで一つだけ私から貴女たちに提案があります』
「「提案?」」