第18章 挨拶
マ「これお前の仕業かよい?」
『はい、今サッチさん出しますから』
恋歌が軽く球体を叩くとそこからヒビが入り、それが全体に回った後いとも簡単に割れた。
隊長たちがどんなに攻撃しても壊れなかった物を簡単に壊したことで回りが驚きに包まれる。
サッチ「いやー助かったよ
一生出れないんじゃないかって思ってた」
マ「サッチ、どこにも異常はないかよい」
サッチ「ああ、異常って言えばさっきつけた傷が治ったぐらいかな」
マ「治った?」
『もしもの時のためにそれに入ったら傷が治るようにしておいたんです
他に何かありました?』
サッチ「いや特には何も
そういえばさっきの球体殴っても全然痛くなかったな」
『傷を治す効果があるのにその球体のせいで怪我をしてもらうわけにはいきませんから』
マ「しかし何でまたこんなことを?」
『それはちょっとお教えできないんですけど…』
サッチ「いいじゃねぇか
これのお陰で俺は助かったんだし」
理由を聞きたそうにしているマルコをサッチが宥めて助け船を出してくれる。