第15章 ゴア王国
恋歌の行き先・・・・会話のみ
『こんにちは!』
サ「おお!桜姫じゃねぇか!
今日も親父と話に来たのか?」
『それもあるんですけどちょっと白ひげさんにお願いがありまして』
サ「珍しいな
着いてきなよ、親父のとこまで案内するよ」
『はい』
サ「親父ー桜姫が来たぞ」
白「通せ」
『失礼します』
白「どうした、例の長期滞在になるかも知れねぇって話のやつか?」
『よく覚えてますね
これ今日のある島の朝刊なんですけど…』
白「なんだ?……………………
グラララララ!!こういうことか!
それでお前は今逃げてるってわけだ」
『そうなりますね』
マ「親父俺にもそれ見してくれ」
サ「俺も俺も!」
白「つまりほとぼりが冷めるまでここにいたいってことだな?」
『はい
迷惑じゃなければでいいんですけど…』
白「なぁに今更一人増えたところで何も変わらねぇよ
マルコ、こいつの部屋用意してやりな
客人だ」
マ「あ、ああ
しかしこれほんとにお前がやったのかい?」
『まぁ、間違ったことは書かれてませんね』
サ「ミサイルまたいなので船を壊したのも?」
『はい』
マ「天竜人の顔面殴ったのも?」
『はい、事実です』
サ「いったい何があったんだ…」
白「いいじゃねぇか別に
こいつのことだ、自分のことじゃなく息子たちに何かあったんだろうよ」
『よくわかりますね』
白「グラララララ!!お前が自分のことで怒ってるとこなんざ見たことねぇよ!
それぐらいわかる」
『ちょっとやり過ぎたかなとは思いましたけどこれぐらいしないと収まらなくて…』
白「親ならそれぐらいしてもやり過ぎじゃねぇ
それよりお前ここでも一日中その姿でいるのか?」
『いえ、誰かの知り合いということで乗せてもらおうかなと…
これはもちろん解きます
戦闘はなるべくしないで雑用をやらせてもらおうかと思ってます
勝手なお願いですけどいいですか?』
白「お前には息子たちも世話になってんだ
遠慮すんじゃねぇ
俺の知り合いで訳あって暫くこの船に乗る
そして戦闘はさせねぇ
そう息子たちに伝えておく」
『ありがとうございます!』
白「グラララララ!!
宴だぁ!!」
サ「やった!」
マ「やれやれだねい…」
『暫くお世話になります!』