第14章 家族
エースは三人を海の見えるところに連れてきて近くの切り株にどこから出したのか盃を三枚出して置いた。
そして酒瓶も出して盃に酒を入れる。
『ダダンさんのお酒でしょ…』
エ「まぁね
お前ら知ってるか?盃を交わすと兄弟になれるんだ」
ル「兄弟!?ほんとかよ!?」
三人は盃を一つずつ持つ。
エ「これで今日から俺たちは兄弟だ!!」
ガチャン
この瞬間から三人は盃を交わして兄弟になった。
ル「でもよーなんで恋歌姉ちゃん連れてきたんだ?」
サ「確かに
何か理由あんのか?」
ルフィの疑問にサボが同意する。
確かに兄弟の盃だけを交わすためなら恋歌は連れてこなくてもいいはずだ。
エ「大有りだね
だから母ちゃんが起きるまで待ってたんだ」
『待ってた?』
エ「そうだ
母ちゃんは俺の母ちゃんだろ?」
『そうね』
エ「でも俺には新しく兄弟ができた」
『うん』
エ「ということは俺の母ちゃんはサボとルフィにとっても母ちゃんということになる」
『へ?』
エースが笑顔で言うが恋歌は一瞬何を言われているのかわからなかった。