第14章 家族
数瞬後四人はダダン一家の家に到着したが、恋歌はそこで力尽きて眠ってしまった。
しっかりと三人を下ろしたあとに傾く体を三人で支えた。
エ「っと…
ほんとに寝ちまった」
サ「てかはえぇな…
ここまで早く着けるとは思ってなかった」
ル「俺もっかいしてほしい!
姉ちゃん起きねぇかなぁ?」
そう言ったルフィに二人から拳骨が送られた。
ル「いってぇ!
何すんだ!」
エ「ばかかお前!
これ以上母ちゃんに負担かけてどうすんだよ!?」
サ「そうだぞ!
ただでさえこんなに酷い怪我を…
怪我?」
そこで三人は考え込む。
何故恋歌の服は血だらけなのか、何故治療のために意識を失うほど深い眠りに着いているのか、何故恋歌の力で急いで帰ってきたのか。
「「「い、医者ぁぁー!!」」」
三人の絶叫がコルボ山に響き渡った。