第12章 未来の海賊王との出会い
『もう怒ってないですからそんなに謝らなくても大丈夫ですよ』
あれから少しの間沈黙があったが恋歌のその言葉でシャンクスも何も聞かないことにした。
シ「でも、俺がまだ本気だってのは覚えといてくれよ?」
『はい…///
そ、そうだ今日はどうするんですか?』
シ「へ?
どうするって?」
『もう外真っ暗ですよ?
皆さんのところに戻るなら私送りますけど…』
シ「いやでも俺を送ったあとここまで一人で帰ってくるなんて危険だ
襲われたらどうする」
『私その辺の動物には負けませんよ?
じゃあ泊まっていきます?』
自分の実力は知ってくれているはずなのに変なところで心配性のシャンクスに笑いながらも1つの提案をしてみる。
シ「それはダメだろ!」
『なぜですか?』
シ「さっき俺にされたこと忘れたのか?
自分で言うのも何だが男と女だぞ?」
『あら、赤髪海賊団の船長さんは女の子の寝込みを襲うのですか?』
おどけて言われたその言葉に首を振るという返答しかできなかった。
結局シャンクスは一晩泊めてもらうことになった。
風呂はシャワーだけ借りて着るものはないので仕方なく今日の服を着て(上半身裸で風呂から出てきたら恋歌に怒られた)ソファーで横になる。
『じゃあシャンクスさんおやすみなさい』
シ「ああ、おやすみ」