第1章 Start
「みるくっ、?体、大丈夫?」
『大丈夫、だよ?テンゾウ激しかった』
「ご、ごめん、初めてだから
優しくしてあげるつもりだったのに、
僕、余裕なくて」
「好きな人が目の前で乱れて、
僕がこうさせてるんだって考えたら
歯止め効かなくなってきちゃった」
テンゾウが優しく笑ってるから
なんだかそれだけで癒された気がした
『テンゾウ、ありがとう。
私のこと好きって言ってくれる人
初めてだよ、?
本当にすっごい嬉しい、
でも私はテンゾウのこと
恋愛として好きかはわかんない。
ごめん、、』
「わかった。僕、みるくのこと
これからも好きだよ。
また恋愛とかわかるようになったら
僕のこと考えてくれるかな?」
『うん、わかった。
テンゾウ、好きな子に
すっごい優しいんだね
テンゾウの好きな子って私だけど』
テンゾウが少し赤くなってる気がした
『いつもそんな感じの
テンゾウでいたらいいのに!』
「みるくだけに見せる特別な僕だよ」
テンゾウが可愛く見えて
ギュッと抱きついてみた
テンゾウも抱き返してくれた
私はすっかり疲れてそのまま眠った
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次の日からテンゾウは
何もなかったかのように
いままで通りに接してくれた。
そして何故か私の色任務は無くなった。
テンゾウが火影様に
私がまだ処女であると報告
私はくノ一である以上そんな理由で
任務を外してもらえるとも思わず
任務を受けていたのだ。
テンゾウとシたからもう処女ではないんだけど
火影様も優しい人だ
くノ一であろうと体と心を大切にな
と仰ってくれた