第46章 ※番外編・祝、冨岡義勇生誕 帰ってきた、鬼殺隊!!
義勇の息が、激しく乱れ始める。耐えきれず、背中を軽く仰け反らせると、義勇は身体を枕に沈め、天井を仰いだ。
(やばい…、気持ち良すぎる。)
その間も陽華の柔らかな胸の肉が、義勇を誘うように圧迫する。次第にソレが、ビクッビクッと小刻みに震え始めた。先程の口淫での刺激も相まってか、終わりが近いのがわかる。
「はぁ…はぁ…、陽華…、もう出るっ、……離れろ。」
義勇の苦しく吐き出した言葉に、陽華が顔を上げて、優しく微笑んだ。
「いいよ、出して?受け止めてあげる。」
陽華はそう告げると、先端をもう一度咥え込み、絶頂を誘導するように、掴んだ果実で上下に激しく擦り合わせていく。
こうなってくると、徐々に迫り上がってくる快感に抗うことなど、もう出来ない。義勇は身体を折り曲げると、陽華の頭を抱えるように、優しく抱き締めた。
「っ…、出るっ、」
そう小さく唸った義勇の身体が、強張ったように固まり、そして次の瞬間、白濁した熱い液が、陽華の口の中に、勢いよく放出された。
その勢いに、陽華が一瞬だけ苦しそうに顔を顰めるが、持ち直すと、そのまま最後の一滴まで、搾り取るように吸い上げ、漸く口を離した。
陽華は口に手を当てたまま俯くと、口の中の液体を、苦しそうにゴクンと音を立てて、飲み込んだ。
その姿に、義勇が堪らず、陽華を抱き締めた。
「きゃっ!!」
「ありがとう、陽華。」
「ふふ、満足してくれた?」
陽華が問い掛けると、義勇は抱き締めた腕に力を込めて、
「あぁ、最高だった。」
と、囁いた。