第7章 ※制御不能
「…気をやったのか?」
陽華の反応と、指を挿入た内部の締め付けに、義勇が察して問いかけると、陽華は恥ずかしそうに顔を背け、小さく頷いた。
その可愛い姿に、義勇は下半身が今までにないくらいに、熱くなってくるのを感じた。
「…陽華、そろそろ俺も…我慢出来そうにない。」
義勇はそう言うと、自分の隊服のベルトを外し、赤く充血したモノを露わにさせた。それを見た陽華は、想定外の大きさに慌てた。
「義勇、それは無理だよ、入らない!」
指でさえ、少しの痛みを感じた。それなのに、今目の前にある物は、指なんて比べ物にならない。
「わかってる。痛くさせると思うが、少しだけ辛抱してくれ。」
そう言うと、義勇は自身を陽華の秘部へと宛がった。案の定、そこは固く閉ざされていて、義勇を受け入れてくれそうにない。それでもゆっくりと押し進んでいく。
「いっっ…、」
陽華の顔が苦痛で歪む。それを見ていた義勇は言った。
「陽華、大きく呼吸しろ。全身の力を抜け。」
陽華は言われた通り、大きく呼吸をして、力を抜くこと集中した。
内部の力が抜けると、陽華の秘部は少しずつ、義勇を受け入れ始めた。
そしてようやく根元まで入ると、義勇は「きつっ…」と呟いた。
それでも初めて感じる、自身包み込むトロけそうに熱い内部の感触に、今にも果ててしまいそうだった。
「お前の準備が出来るまで、待つ。」
義勇が優しく聞くと、陽華は「ううん、もう大丈夫そう。」と小さく囁いた。
それを皮切りに、義勇はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。とたんに深い快感が義勇を襲った。
(一人でするより、何千倍も気持ちいい…。)
義勇は気の遠くなりそうな快感に耐えながら、腰の動きを少しづつ早くした。