第31章 ※媚薬
陽華は艶かしい声を上げながら、背中を仰け反らせ、快楽に顔を歪ませた。その顔を間近で見ながら、義勇は興奮に顔を綻ばせた。
「感じてるお前の顔、興奮する。」
「やだ…、そんなに…見ないで…、」
恥ずかしそうに目を伏せる陽華の顔を、義勇は両手で挟み込むと、自分に向けさせた。
「ダメだ。ちゃんと俺の目を見てしろ。」
「んぅ…、変態。」
「お前の前なら、変態でいい。」
義勇はそう言って、満足そうに微笑んだ。
「ほら、また手が止まってる…動かせ。…俺も手伝ってやる。」
そう言うと義勇は、柔らかな果実の両方の敏感な部分を指で摘まみ、優しく擦り合わせた。
「はあぅ…、やぁ…擦っちゃ…、」
陽華は快感に身体を捩らせながらも、差し込んだ指の動きを再開させた。
「はぁ…、義勇…気持ちいい…。もう…イキそう…。」
「いいぞ。」
義勇が優しく囁くと、陽華は膣内に入れた指の動きを早めた。ジュプジュプと音を立てながら、自分の一番感じるところを、攻め立てる。
「ぁんっ…、んっ…、んふっ…、あっ…、イッちゃ…んあっ!!」
陽華は、一際大きく啼いた後、背中を仰け反らせて、ビクビクと震えた。