第30章 ※お仕置き

胸への愛撫をひとしきり終わらせると、義勇は陽華の身体を起こし、後ろから支えるように座らせた。

横から手を伸ばし、股を開かせると、優しく太ももの内側を撫でた。

「ぁんっ…！」

拘束の効果と丁寧な愛撫で、どんな小さな刺激でも反応するくらい感度が上がっている陽華にとっては、それさえも敏感に感じ、プルプルと身体を震わせた。

義勇は指を中心に滑らすと、蜜がたっぷりと溢れ出した花芯に優しく触れた。

「今日はまたすごいな。」

「いやぁ…、んっ、」

義勇はそこを優しくかき混ぜ、愛液でぬるぬるの指で、秘部の手前にあるぷっくりと膨らんだ小さな実を、優しく刺激していった。

「あっ…、ぁふっ…あぁんっ、んぅ、」

陽華は、義勇に身体を預けるように、もたれ掛かりながら、義勇の指の動きに合わせて、腰をくねらせた。先程からの焦らしの効果もあり、すぐにでも達してしまいそうだった。

「はぁっ…、もうイきそう…、んっ…んぅ…、あっ、いやぁっ！…イッちゃ…、」

陽華の声が最高潮まで達すると、突然義勇の指が止まった。

「…ふぇ？」

イク寸前だった陽華は、驚いて声を上げた。そんな陽華に義勇は微笑むと、

「まだイカせない。言っただろ？これはお仕置きだって。」

と、意地悪そうに言った。