第30章 ※お仕置き
「反省したからっ、もう義勇を不安にさせることしない…、だからっ!」
陽華は懇願するように義勇に訴えた。義勇は満足そうに頷くと、
「そうか。わかったならいい。…でも、人にお願いをする時は、何をどうして欲しいのか、言わなきゃだめだろう?ちゃんと言えるか?」
そう言い、意地悪そうに微笑んだ。陽華は唇を噛み締めながら義勇を睨んだ。
「もうっ…、意地悪っ!」
そんな講義の声も、敏感な先端部分の回りを指で優しくなぞられたら、意味を失くし、陽華は恥ずかしそうに目を伏せると、小さな声で言った。
「義勇…お願い、私のちく…び…、弄って…ください。」
義勇は嬉しそうに微笑むと、優しい声でこう言った。
「よく、出来たな。」
次の瞬間、義勇の指先が陽華の果実の先端に優しく触れた。
「はあぁんっ!!」
電気が走ったかのような衝撃が襲い、陽華の身体が大きく震えた。触れられた場所から、ゾクゾクするような快感が押し寄せ、陽華の全身を支配した。
義勇の指先は両方の小さい実を、ゆっくり優しく弧を描くように撫で回し、陽華は耐えられずに、首を降りながら、悲鳴に近い喘ぎ声を上げ続けた。
「思った以上の反応で、少し引く。」
そう言いながらも義勇は嬉しそうに、刺激で固くなった実を口に咥えた。
「やっ…あっ…あっ…あぁんっ…んあっ!」
今一番敏感なそこを優しく舐め回され、拘束された手では、何も抵抗出来ず、耐えるためにどこかを掴むことも許されない。陽華はただ、直に伝わってくる快感を、息を乱しながら、耐えるしか出来なかった。