第27章 ※初めての夜
行為の後、義勇は同じ布団の隣で横たわる陽華を引き寄せ、後ろからぎゅっと抱き締めた。
「ん?どうしたの、義勇。」
「…知らなかった。心が通じ合うと、こんなにも満たされるんだな。」
「私も同じ事思ってた!なんか、いつもより……気持ち…よかったし。」
最後の方、恥ずかしそうに両手で顔を隠しながら陽華が言った。その言葉に陽華に回した義勇の腕の力が強くなった。それと同時に義勇の片手が陽華の柔らかな果実を鷲掴みにした。
「ちょっと…、義勇…、」
義勇は顔を上げ、陽華の耳元まで唇を持っていくと、優しく囁いた。
「そんな可愛いこと言われたら、我慢が効かなくなる…。」
陽華のお尻に当たった義勇のソレが再び固さを取り戻していく。
「ほら、わかるか?」
「ちょっと、…お、押しつけないでよ。」
陽華は顔を真っ赤にしながら、義勇から離れようともがいた。しかし、それは義勇によって制された。