第1章 私の未来は変わっていく
「ええっと…その…ねぇ…なんて言えばいいのかなぁ…」
私のいた世界では貴方達ある作品のキャラクターなんです。で納得してもらえるのか?もらえたとして、あのドフラミンゴとの戦いの事とかどう説明するの!?もしその先聞かれても私ローがゾウに向かったぐらいしか知らないよ、ちょうど見てないし!
「…お前は、とりあえず…別世界から来たって事でいいのか?」
「あ、うーん…そうだと思う」
「じゃあ別世界から来たのに何故ハートの海賊団を知っている」
「んと…その…私のいた世界では、貴方達の事が描かれた作品があって…」
「…お、俺が主人公なのか…?」
えぇええ…ローそんなキャラなの!?何で真顔で照れてんの!?しかも主人公と思ってんの!?
「いや、あの…違う」
「…そうか…」
えぇー…しょぼくれた…。ローって…やっぱりワンピースのキャラなんだなぁ。あの作品でボケもツッコミも無縁なキャラっているのかなぁ。
「あー…で、まぁ、ロー達は脇役だけどキャラ名と海賊団名が分かるぐらいの知名度はあるから、知ってただけだよ」
「………そうか」
そんなあからさまに落ち込まれるとなんか心が痛いというかなんというか…やばい。かと言って不用意に情報与えたらドフラミンゴとの決着とか聞かれそうだもんなぁやだなぁ面倒くさいなぁ。…まぁ全部知らないフリをしとこう。
「あー…ところで、心臓なんだけど…」
「あぁ…戻してやる 」
スっと近付いてきたから、何となく顔を見つめる。やっぱり落ち込んでるのかなぁ。そんなに落ち込まなくても大分人気のあるキャラだしいいじゃん。まぁそんなの分かりはしないんだろうけど…等と思っていると何故か心臓を持ったままのローが固まっている。なんかもう…面倒臭いから早く済ませて欲しい。