• テキストサイズ

貴方と未来を過ごしたい

第1章 私の未来は変わっていく




「結局みのりはキャプテンの事好きじゃないのか?」
「好きなら毎日同じ部屋で寝てあの態度もおかしなもんだけどな」
「まさか好きなのに気付いてないんじゃないのか」
「そんな鈍感なのは、それはそれでやばいな」


ふと聞こえたペンギンとシャチの会話に内心焦った。いやでも傍目から見てバレてはないなら良いんだ。これならローにバレる日は来ないはず!そう思いつつ、ベポと好きだよと言い合っていたらペンギンとシャチが迫ってきた。


「みのり…今のは友愛だよな?」
「恋愛じゃないよな?」
「な、何よいきなり…友愛に決まってるじゃない。なんならペンギンとシャチの事も大好きよ?」
「いやそれは嬉しいけど」
「友愛でも言われると照れるな…」


何でこの2人はこんなにも私とローの恋愛を気にするの。せめてローのだけ気にすりゃいいのに。


「じゃなくて!みのり!お前好きな奴いないのかよ!」
「てかもうむしろ、あんだけ格好良いキャプテン見てて惚れないのかよ!」
「キャプテンは格好良いだけじゃなくって優しいし可愛い所もあるよ!」
「お前は黙ってろ!」
「そういう事じゃねぇんだよ!」
「すいません…」


格好良いのも同意する。優しいも同意する。可愛い…はちょっと分からないけど…。とりあえず、この3人ってローの事大好きよね…。


「…そもそも、私が誰を好きになろうと言うつもりはないから。私は、このまま皆と一緒にいたいの」


仮にローに言って恋愛感情持つ奴は船をおりろと言われたら?そこまで言われなくても避けられたら?そんなリスクをおってまでこの思いを言うぐらいなら、傍に居続けた方が良い。
そんな私の決心が揺らぐ言葉が次々と聞こえてくる。


「いやでも、キャプテンって絶対みのりの事好きだよな」
「無自覚入ってるだろうけど、あれは絶対好きだよな」
「え、キャプテンとみのりってまだ付き合ってないの!?」
「ほら見ろベポなんかこう思うレベルだぞ!」
「他の奴らもみのりの事良いなって思ってもキャプテンのだしなぁったなってるし…」
「な、何言ってるの…そんな訳…ないじゃない」


待て待て落ち着け冷静になるのよ私。それはたまたま女の船員がいないからそう思うだけ。仮にベポが人間の女だったとして、ベポへの距離を考えなさい。…そっちのが恋人にしか見えない!!!
/ 147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp