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貴方と未来を過ごしたい

第1章 私の未来は変わっていく




「何か言った?」
「何も…さっさと帰って俺は寝る。お前は大人しくしてろよ」
「もう、本当に父親みたいにうるさいんだから」
「ふん…俺の認める男以外は全員海に沈めてやるよ。認めた男なら…1週間程心臓を預かって話をしてやる」
「なんて面倒臭い父親なの…まぁ安心してよ、男を連れてくる日なんて来ないわよ」


何だか急にローが過保護になった気もするけど、父親気分ならそりゃあナンパされてるのは気が気じゃないだろう。そう考えたら確かに心臓に悪い事ばかりしてる気もする。もう少し気をつけてあげよう。
でも、残念だな。ちょっと自惚れそうになったのに。
その後、船に戻ると何人か起き出してきていた。ローはさっさと部屋に引っ込んで寝たから、とりあえずたまたま目に入ったベポの所へ向かう。


「ベポ〜、後3日で船は完成するって!」
「本当?楽しみだなぁ。新しい船での航海…出来るかな」
「ベポなら大丈夫だよ」


なんたって新世界まで行けるんだからね!楽しみだなぁ。シャボンディ諸島では仲間が増えるからもっと楽しみ。なんだっけな…ジャンドゥーヤみたいな名前だった気がする。もう本当に、シャチとペンギン覚えてるのが奇跡だからなぁ。ドフラミンゴの周りの人なんか全く覚えてないし。コラソンの本名も覚えてないし。
不思議だなぁ。ハートの海賊団のファンでもない。ローを特別好きだったわけでもない。何ならワンピースという作品を面白いと思って見ていても、原作を持っててアニメを見たぐらいてグッズを集める程のファンでもなかった。
なのに、私がここにいる。そして、ローを好きなった。こんな私を優しく救ってくれた。皆も、仲間として受け入れてくれた。


「本当に、不思議…」
「ん?どうしたの?」
「え?あぁ…いや…なんていうか…皆に出会えて、良かったなぁって」
「あぁ、そういうことか。俺もみのりと会えて良かったよ」


ベポがニコニコ笑いながら言ってくれて良かった。言って良かった、ここに来て良かった。何で私なのかは分からないけど、私はここに来れて良かった。


「ふふ、ベポ大好き」
「俺もみのり大好きだよ」
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