第1章 私の未来は変わっていく
「そういや、さっき10数年とか言ってたけどみのりって何歳なんだよ」
「あぁ、私19歳。そろそろ誕生日だから20歳になるよ」
「え、お前そういう事は言えよ」
「えぇ、誰のも祝ってないしいいじゃん」
「いや、たまたま誕生日のがいなかっただけ。誕生日は酒盛りだぞ」
ローから逃げ延び、食堂でワイワイと皆とご飯を食べる。さっきの会話を思い出してかペンギンが私の年齢を聞いてきた。数ヶ月もいて今更じゃない?そう思いつつ答えると何やら面白そうな話になる。
「じゃあみのりの誕生日も酒盛りだね」
「うっわぁびっくりした!いきなり出ないでよ!」
「すいません…」
「いや、そこまで落ち込まないでよ…」
本当にベポは打たれ弱いなぁ。そう思いつつも、当たり前のように誕生日に酒盛りだと言って貰えて嬉しい。ちょうど20歳になるからお酒飲んでもいいし…楽しみだなぁ。
「まずはみのりの初陣祝いだろ!早く海軍でも海賊船でも現れねぇかな」
「怪我すんなよー!」
「みのりの能力なら全員1人で倒せるかもな!」
楽しく笑いながらご飯を食べて、色んな話をして。そんな時、外で声がする。
「海賊船だ!こっちに向かってきているぞ!」
「お、ナイスタイミング!」
「みのりの為に来たのかもな!」
「さぁー、準備準備!」
それぞれ武器を持ち、外へと出ていく。この船には長距離や浮いて戦えるのはいないから、来るのを待つしかない。それまでが1番緊張の時かもしれない。
「おい、みのり。…いけるか」
不意に後ろからローの声。振り向くと、意地の悪そうな顔で笑ってた。
「もしかして…いいの?私だけ?」
「いや、俺も連れて行け。他の奴らは待ってろ」
「足でまといに…」
「ならねぇ。お前なら大丈夫だ」
「っ、うん!ありがとう!」
そうと決めたら念の為の短剣を持っていざ!さぁいくぞ!
気合いを込めて船を見たら、船が吹き飛んだ。