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貴方と未来を過ごしたい

第1章 私の未来は変わっていく




二次元のイケメンって恐ろしい。私が過度にロー好きで未来に期待ばかりする愚かな女だったらとっくに惚れてしまっているんだろうな。
けど、落ち着け私。期待をするな私。彼は、漫画のキャラクターだ。ちょっとした時に名台詞みたいなのを喋るに決まってる。


「…ねぇ、ロー。貴方って女性経験あるの」
「なんだ。お前でもそんな事に興味があるのか」
「流石にこんな事ほざいてる奴が女性経験のない童貞だったらびっくりするなって思って聞いてるだけ」
「なんだそれ。…別に女に困った事はないが、かと言って女がいなくても困らねぇ」
「わぁー、予想通り」


こんなやり取り普通に出来る時点で多分本当にローの中で恋愛的な下心からの発言はないだろう。まぁ、よくよく考えたら恋愛的な意味だったとしてあんな遠回しに言う事はないだろう。
てかこの世界の男って、何かを成し遂げたらそれだけで世界は変わるぜ!みたいなところあるよね。大きな事をしでかしたら楽しいだろ、みたい。多分そういうノリなんだろな。面倒臭いなぁ。やだなぁ。でもまぁなんかローは立ち直ったし…死ぬとしてもその前にちょっとぐらい面倒臭い事してからで良いや。
そう思った後、再び外に出ようとすると何故かローがついてくる。ちょっとさっきの海の景色をもう1回と思ったが、なんだかんだでもうそろそろで夜明けらしい。


「くだらない話をしてて夜が明けるなんて…まぁいっか、寝たくなかったし」
「何で寝ない」
「いやぁ…なんか、夢だったら嫌じゃん?流石にね」
「その理屈でいくとずっと寝れねぇな」
「そうだね」


とりあえず、最低限の買い物の予定だけどどんだけ買い物出来るのかなぁ色々と考えているとふとローに担がれていた。


「え、なになに。どうしたの」
「寝ろ」
「今から?」
「俺も寝る」
「そりゃあローは船長だからお寝坊しても良いだろうけど」
「寝ろ」
「えぇ…もう面倒臭っ…」


そしてその後何故かローのベッドで寝かされ、ローのがソファーで眠るという意味の分からない状況に置かれた。
あぁ良かった。そもそも恋愛的に勘違い起こさない奴で良かった私!
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