第1章 私の未来は変わっていく
「…いや、もういい。すまなかった」
手を離され、ローはソファーへ座り込んだ。少し迷ったけど、私は外に出た。これ以上は良くない気がする。ローの覚悟の為にも、ローをろくに知らない私が踏み込んではいけない。
その後、部屋から出たらベポがご飯だと声をかけてくれた。ローの分は後で運ぶから良いらしい。仲は良いはずだけど変な所で距離がある。そういう仲なんだろうな。
「人間関係って難しい。超能力があるとかじゃなくって、私には無理なんだ 」
「あー、みのりってまず独り言凄いよね」
「基本部屋で独りで…喋らないと声と出し方忘れそうだったし。小さい頃は基本お人形遊びだったからね」
人との会話に慣れてないのはあるけど、それ以上に私はやばいのかもしれない。漫画とかいくら見ててもこんなんじゃダメダメだなぁ。
「ねぇ、ところでみのりは今日どこで寝るの?」
「あー…1日ぐらい寝なくても平気だよ。夜の海を眺めたいし…なんか今寝たら夢だったのかなってちょっと怖いしいいかなぁって」
「ふーん、そっか」
ベポって、漫画とのイメージとあまり変わらないなぁ。シャチとペンギンに関してはそもそもイメージも何も無い。何となくしか覚えてない。ルフィ達の船だったらもっといっぱい色々知ってるんだけどなぁ。
そんな事を考えつつご飯を食べ終えると、寝る組と見張り組に別れた。島につくのは明日の昼ぐらいらしいのでそれまで夜の海でも眺めておこう。