第4章 続き
〜教室〜
男子が外にいるからか、教室にはほぼ女子しかいないほど沢山いる。葵が手を叩くと女子全員が振り向いた
『ここにいる女子全員集まってくれ。少し話したい事がある。』
そういうと数秒で集まり、仲のいい友達が声をあげた
「んで葵話したい事って何?」
『実はショッピがモブ1・2・3にいじめられているのは知ってるな?』
「うん知ってる。」
『それでさっきショッピがあいつらに暴力を振るわれた。今は保健室で休んでいてしんぺい先生に預けている。これに対して私とゾム先輩達がキレた。そこであいつらを退学にさせるまでそう追い込む事にした。だけどそれには、証拠となる写真がいるんだ。そこで、女子達にショッピがいじめられているところを撮って欲しい。その写真を、全部LIMEで私に送ってくれそれだけだ。出来たらそれなりのご褒美をあげる。みんな出来るか?』
女子達「OK!」
(よし、これで写真の入手はOKだな)
すると後ろからショッピの声がした
shp「ねえ葵。さっき女子がなんか集まってなんかしてたけどもしかして何か企んでる?」
『ショッピ!?お前なんでここに来た!まだ休め!』
shp「僕はもう大丈夫だよ。それより何か企んでるんじゃないの?怪しかったけど・・・」
『ああ、いや別に大した事じゃなくて、ただ女子に私の悩みを聞いてもらっていただけだから気にするな。それより、今日帰り私少しだけ遅くなるが待っててくれるか?すぐに終わるから』
shp「大丈夫だよ。少しなら兄さんも心配しないだろうし」
『ありがとう。ショッピ・・・』
だけど葵は知らなかった。まさかショッピの身にあんなことが起きるなんて・・・