第4章 💖告白💖
そして、そこに居たのは…澪…。澪が居た…。彼女は、初めて出会った時と同じように、桜吹雪の中で、佇んでいた。
私は佇んでいる澪を見て、嬉しような、切ないような、気持ちになり、そしてやはり愛しいと思った。そうして、しばらく彼女に魅(み)いられていた。
その時、ふと彼女がこちらを振り返った。そして、私を見て、あの輝く様な笑顔を私に向けた。私はその時、心臓が飛び出しそうなぐらい、ドキリとした。
そして、私に気付いた彼女が、改(あらた)めて私の近くに移動してきて、私に微笑みながら、話しかけてくる。
澪『ここに来れば、また貴方に…。竜崎さんに会える気がして、来てしまいました!』
澪はそう言って、ふふっと笑った。私は澪に改(あらた)めて、伝えると決めた想いを、澪に伝える。
竜崎『私も、また貴女に会える気がしたので、来てしまいました。星空澪さん…。いえ、澪さん。今日は澪さんにどうしてもお伝えしたい事があります…。どうやら、私は澪さん。
貴女の事が好きなようです。澪さん…。貴女さえ良ければ、この先、何があっても、ずっと私の側に居てくれませんか? 私は澪、貴女に側に居て欲しい。』
澪は最初、驚いた顔をしていたが、その後、あの輝く笑顔を、私に向けた。
澪『私も、初めて貴方に出会った時から、貴方の事が頭から離れませんでした。そして、もっと貴方の事が知りたい…。もっと、貴方の側に居たい…。
そう思いました。竜崎さん、気持ちを伝えてくれてありがとうございます!今すごく嬉しいです!竜崎さんが同じ気持ちで。』
そう言って彼女は、彼女の気持ちを、私に伝えてくれた。
竜崎『ありがとうございます。澪。それと、もう1つ、貴女に伝えたい事があります。澪と最初に会った時、私は竜崎と名乗りましたが、私の本当の名前は、Lと言います。』
澪『L?』