第5章 新たな道
美風side
「え、お、お姉ちゃん?」
手渡された水着を見て唖然とした。
リ「それ、あなたの水着ね!!」
「いやそれより…なんでビキニなの?しかもかなり危ないし…普通スクール水着じゃ…」
そう…これはビキニの中でもかなり危ない方に入るであろう代物。
胸はほとんど見えてるし下は紐だし…。
リ「イヤならそのまま入ったら?多分濡れるけど」
「ううう…」
仕方ないから着てみたけど…。
これで人前に出たくない!!
リ「さ、行くわよー」
けどお姉ちゃんはお構いなし。
これまた仕方ないからついて行った。
~プールサイド~
リ「お待たせ~」
日「ああカント…く!?」
全「………////!?」
男子勢こぞってひそひそ話し始めた。
日「そ、想像以上だ…」
伊「なにあの露出度MAXな水着は!?」
小「ヤバい…鼻血出そう…うっ」
土「コガ!!」
水「…………」真っ赤
火「なかなか似合ってんじゃねーか?」
黒「……………」
ううう…。
リ「さ、始めるわよ!」
ピッピッピ
バシャッバシャッ
…………。
タオルを身体隠し代わりに抱えながら眺めていた。
あれ…すごく苦しそう。
終わった時腹筋大丈夫かな?
ピーッ
リ「一旦休憩よ!!」
火「はぁ…あ~…キツ~…」
伊「はぁ…はぁ…けっこう来るな………」
「あの…皆さん、水分補給しますか……?」
日「ああ、サンキュ。助かるわ」
伊「サンキューな」
プールサイドに屈んでボトルを渡していく。
黒「……………」プカプカ
ちょ、黒子君!!
浮いてる!!
日「黒子寝んなぁ!!」
いや寝てないでしょそれ!!
黒「…美風さん…それ…僕にもください」
「う、うん…けど大丈夫?」
黒「大丈夫で…す」
あきらかにアヤシイけどね。