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偽りを越えて【黒バス】

第5章 新たな道


「だ、大丈夫ですか!?皆さん!!」

トレーニングが終わった時、私は本気で焦った。

みんな蒼白になって、肩で息をしていた。
とりあえず全員にタオルを渡した。

伊「心肺停止は…免れてるから…ご心配ご無用…」

日「伊月…黙れ…」

小「やっべ…俺吐きそう…」

水「……………」疲

…………。

「…え…えーと…」

火「あー…キチー…」

黒「……」バッタリ

「お、お姉ちゃん…こういうときはどうすれば…?」

リ「ほっときゃあいいのよ」

え…えええ…。

「じゃあ…マッサージとか…しましょうか?」

全「はぁ!?」

思いも寄らぬ反応。

私ヘンなこと言った…?

「いや…明日筋肉痛とかになったら…」

日「いや確かにありがたいけど!!」

伊「マッサージくらい自分でやるっていうか!!」

小「やってもらいたいのは山々だけどさ!!」

降「なんとなく恥ずかしいっつーか…」

火「おー、マジ?じゃ頼m(火神ィ…)…やっぱいいわ」

「黒子君は?」

黒「僕も遠慮しときます」

みんなに断られちゃった…。

頼りないんだな…私…。

「ごめんなさい…頼りなくて…」

全「え!?」

日「いや全然頼りなくなんかねーって!!」

伊「寧ろ頼りっきりな感じだし!!」

小「そーそー!!美風がいてくれてありがたいんだよー!!」

水「…コクッ」微笑

火「っつーか居てくんなきゃ困んだよ」

黒「相田さんは必要不可欠ですよ」

そうかな?

日「あ、そーだ。今日帰りメシでも行かねー?」

小「いーね!!いこいこ!!」

「それ…私もご一緒していいのでしょうか?」

伊「ああ。もちろんだ」

日「他はどーすんだ?」

黒「…行きます」

火「じゃ俺も行くぜ…です」

福「じゃあ俺らも行きます」

―――――――

…逆ハーってこんな難しかったんだ…。

全然逆ハーじゃない…。
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