第4章 喧嘩
黒子side
日「美風、ここにいるのか!?」
黒「はい」
伊「マジで…」
日「なんで言ってくれなかったんだよ、カントク」
リ「え、あ、まあ、色々と…」
伊「後で会いに行ってみるか?」
リ「ちょ、あんた達!!」
日「そうだな」
会話は結局、相田さんに会いに行くということにまとまった。
けど、僕は正直、あまたの情報で混乱してしまいました。
カントクの妹さん。
バスケが強く、雑誌に載った。
なら、バスケを拒むのはなぜ?
笑わないのは?
わかったこと。
それは、はじめて会ったときに、見覚えがあると思ったのは、雑誌に載っていたからだということだけだった。