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偽りの歌姫 《ツイステ》

第8章 聖夜ナイトメア




***


ナイトレイブンカレッジの生徒は、なぜか特別枠の扱いで舞踏会ホール入り口からの登場になっていた。その後からは各々自由行動になるけど・・・


「はじめましてプリンセス。君みたいな子がナイトレイブンカレッジの生徒だなんて驚きだな。」

「今日は楽しもうな。はい、チョコあげる。」


いきなり絡まれた・・・
ブルーのドレスがとっても素敵な薄い金色髪の優しそうな人と、ブロンド髪が可愛いけど髪の一部が白くなっている明るい印象の人だった。ロイヤルソードアカデミーの生徒だからか、女子であるあたしにはすこぶる優しい。でも・・・


「あんなナイトレイブンカレッジのような野蛮な所にいたら君まで野蛮になってしまわないか?」

「アハハ、ホントホント!見るからに野蛮そう」


と、あいつらに関してはいいことを何も言わない。完全否定をしている。まぁ、向こうもかなり嫌ってるからお互い様か・・・いやきっとそれ以下に思ってるだろうな・・・。


「じゃあ、楽しんでね」

「あとで僕の好きなサンドイッチ持ってくるからな!」


と、2人は行ってしまった。あぁ~…目がチカチカした。
彼らがいなくなるとまたすぐに誰かが来た。今度はやたらと髪が長い人・・・さらに続いて美人で目がキラキラで綺麗な黒髪の人・・・もう腹いっぱいだよ・・・


「アイちゃ~ん!これうまいっスよ…って大丈夫ッスか?」

『あぁ…太陽見た後みたい…』

「あぁ~、見てたッスよ。いろんな人に絡まれてたッスね」


と、大きなお皿に肉料理中心にたくさん乗っていた。
その中の1つをフォークにさして奪われた。奪ったのはレオナだった。

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