第2章 転校初日

ハルカ「…大丈夫だよ」

ナイト「え…？」

ハルカ「次は…次こそは必ず成功してみせるから…！」

ナイト「ハルカ…」

？「おい！お前ら！そこに突っ立ってると部室に入れねぇじゃねぇか！」


部室入口前に居た私達に声を掛けてきたのは…。


ハルカ「あ、ごめんなさい！あれ？えっとあなたは確か…？」

？「何ぃっ？！このオレサマの名を知らないだと？！」

ナイト「同じクラスの森川だ」

ハルカ「そうそう！さすがナイトだね！」

森川「お、ちょっとはマシな奴が居るみたいだな？で、お前達はここで何をやってんだよ？…もしや、カードファイト部に入りたいのか？！」

ナイト「いや、そういう訳じゃ…」

ハルカ「待ってナイト！ヴァンガードをやっているのなら、『あのこと』を知っているかも？」

ナイト「なるほど…」

森川「？ 何だ？」

ハルカ「な、何でもないよ！？」