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【カードファイト!ヴァンガード!】 ~クレイの神子~

第4章 Shall we dance?


翌日――。

アイチと同じ様にレンさんを家に招待し、力を返して貰うことに。


レン「立派な家ですね♪探検したくなります♪」

ナイト「しても構わないが、確実に迷子になるぞ?時々使用人やハルカが迷子になるからな」

三和「使用人はともかく、住人が迷子になるって…」

ハルカ「ま、迷ってないよ!目的地が分からなくなるだけだもん!」

アイチ「それを迷子って言うんじゃ…」


儀式の間――。


父「来たね、待っていたよ」

レン「あ、パパさんですか?初めまして、雀ヶ森レンです」

父「よろしく。聞いてると思うけど、PAYクオリアをハルカに返してもらう過程で側に付いていて貰うことになるけど、本当に良いのかな?」

レン「構いませんよ。側に居るだけですし、力ももう使いませんから」

父「そうか。では2人共、こちらへ…」


私とレンさんが定位置に着く。

前回と同じように、父がレンさんに手を翳し呪文を唱え、出現した結晶を私に入れる。


ハルカ「………。」

ナイト「おっと…!」


これまた前回と同じように睡魔に襲われた私を、ナイトが受け止める。

私を部屋へ運び、皆は客間でお茶を飲んで寛いでいた。


父「ところで、聞きたいことがあるんだけど…良いかな?」

皆「「「…?」」」

父「この中の誰か、ハルカと付き合ってたりするのかな?」

皆「「「ブーーッ?!?!」」」


その場に居た全員がお茶を吹き出した。


ナイト「ち、父上、急に何を言い出すんですか!」

父「何も急と言うことは無いだろう?最近の恋愛は時間とか関係無いというではないか?」

ナイト「どこからそんな事覚えてくるんです?!」


「ハルカの抜けてるところは遺伝だったのか」と全員が思った。
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