【カードファイト!ヴァンガード!】 ~クレイの神子~
第4章 Shall we dance?
アイチ「あはは…」
ナイト「とにかく、ハルカと付き合ってる奴は居ませんから!というか俺が許さん!」
三和「ま、まぁ落ち着けよお兄ちゃん?」
一方、ハルカの自室にて――。
ハルカ「…ん…んん…っ」
私は夢の中で目を覚ます。
そこは共鳴ノ義式の時に訪れた、『惑星クレイの核(コア)』と呼ばれる場所。
ハルカ「ここは、クレイの核……誰っ!?」
人の気配がして後ろを振り返った。
そこには…。
ハルカ「え……なん、で…?」
そこで私は、信じられない光景を目の当たりにした。
ハルカ「…っは!?」
現実で目を覚ました私は、真っ先に父の元に向かう。
ガチャ!
ハルカ「お父様!!」
父「おや、どうしたんだい?そんなに慌てて?」
私の剣幕に、皆も驚いている。
ハルカ「どういう事なの?!どうして…どうしてあんな所に…!」
ナイト「ハルカ、落ち着け。深呼吸だ」
ナイトが背中を優しく摩ってくれる。お陰で大分落ち着いてきた。