第3章 3本目は愛あるレイプで/卵胎
「あっ……」
ぐったりする小桃を見下ろした触手は、今まで小桃が交わって繁殖を成功させた2体とは違い、まず両胸に覆いかぶさった。
ぴとぴととまるで母体の鼓動を確認するように胸をまさぐり、長い触腕には赤紫色の突起がびっしりと生えていた。
ひとつひとつが意思を持ったようにうねり、ぷるんと震えている。それはモップを思わせた。
触手が小桃のたわわに実った乳房を面白そうに揺さぶると、自重でたゆんたゆんと揺れる。
人間の女体は妊娠をするとここから乳が出るので、どうであれ出産をした小桃もここから生命の雫が出るに違いない。
「ふぁっ……ん!」
先ほどまでは揺らして楽しんでいたその乳房を、今度は揉みしだいた。
何という柔らかさだろう、ふにふにした揉み心地に肌は瑞々しく、ぷくりと勃った頂は張っている。
ピンク色の乳首が触手の襞に埋まり、擦りつけられる。
「ひぁあっあ、んっ」
こりこりと乳首の輪郭をなぞられ摘まれて、そして触手は先端を窄ませるとぴとりと乳首に取り付いた。
「ふぇあっ……う、んぅっ……ぁ……」
19歳で触手の母となった小桃の、たわわな乳房からはまろやかな母乳が出た。
触手は一番を越されてなるものかと吸引しはじめる。
「ひぃあぁんっ!や、やだぁ……お、おっぱいなんて、出ないよぉっ……!」
ちゅうぅっ……と激しく吸われて、触手は無我夢中でそれを飲み下した。
それで小桃も自分がすでに乳が出ることに気づき、絶望に顔を振る。
「ああっ……あ……ぁ」
抵抗する力も何も起きない小桃は、初めて触手に身をゆだねた。