• テキストサイズ

アイナナ短編集

第2章 二階堂大和


……仕事の休憩時間
お茶を飲んでいた大和の横に三月が来た。
三月「おい、おっさん。マネージャーの首筋のところ虫に刺されたのかな?」
三月の言葉に大和は飲んでいた茶を吹き出してしまい、それが環にかかった。
環「ヤマさんなにすんだよ。服濡れたじゃねーか。」
大和「悪い、タマ。」
環「じゃあ王様プリンくれ。」
大和「わかった、今度買ってやるから、な?」
環「うっしゃ、ならいいや。」
大和「みつ、いつ見つけた?」
三月「さっき。跡は見えないとこにつけてやれ、多分壮五も気付いてる。」
大和「まじか?」
三月「ああ、俺に顔を真っ赤にして言ってきたからな。つけた本人に言えば良いのによぉ。」
大和「悪い、気をつける」
陸「マネージャー、首筋虫に刺されたの?なんか赤いけど?」
亜衣「え…首筋…はっ!」
一織と陸はその意味に気づいて顔を真っ赤にした。
亜衣は大和の方に歩いて行って
「見えるところにつけないでください。」
と言った。
大和「悪い、次はきをつける。…みんなにバレちゃうもんな?」
亜衣「本当ですよ、もう。」
大和「次はもっと下の方につけてやるよ。俺のものっていう印を…な」
亜衣は真っ赤になって「はい…。」と答えた。
/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp