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Madly in Love 【リヴァイ】【進撃の巨人】

第21章 女型捕獲Ⅰ


人の心はありますか、と問う兵士。

ステラさんはそれを否定した。


誰よりも優しく、他者を優先し、‘自分が動き回りやすいように’ではなく‘部下が死なないように’道を作って配置する彼女が、人の心が無いと言えるはずが無い。

その彼女が、自分は人の心が無いのだから、と言ったのであれば、人の心はあるかと問うた兵士は、自分がどれだけ愚かな発言をしたかを思い知っただろう。



帰る途中、彼は巨人を引き連れてまで遺体を取ってきたが、結果的に遺体を捨てる選択をした。

リヴァイ兵長が後に、彼に紋章を渡しているのが見えた。


ステラさん、俺は貴女の部下として、貴女の駒として動けること、この上ない光栄です

貴女の為なら捨て駒にでも何にでもなれる


エルヴィン団長の後に続くステラさんの後に続き、壁内へと帰っていった。

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